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2025年GX志向型住宅、実現は可能?設計検討編④

2025年話題の『GX志向型住宅』補助金160万円のインパクトは大きいですが

実際に実現可能なのか検討しましょう。


一番ハードルが高い検討事項が以下


3. 再生可能エネルギーの活用

再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上であることが求められます。

これにより、太陽光発電設備の設置が重要な要素となります。

GX志向型住宅では、太陽光発電を活用し、エネルギー収支をプラスにすることが目指されています。


太陽光パネルを設置して、エネルギーを自給100パーセントを目指すのですが、

函館市や北斗市などでは、日射地域区分が『3地域』(年間の日射量が中程度の地域)


雪国ですから、冬期間の発電量は見込めませんのでどうやって『再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上』をクリアするのか考えてみました。


1、太陽光パネルを9.84kw(1枚240w発電する太陽光パネルを42枚設置する想定)


2、建物の配置を出来れば真南に向ける。もしくは傾きを西及び東へ15度未満とする


3、屋根勾配を20度以上(4寸勾配以上)とする。


この3項目をクリアするには、建築の外観デザインにも影響を受ける項目ですよね。



太陽光パネル42枚設置するには、広い屋根が必要になります。

住宅の屋根だけではなく、あえてカーポートを併設してその屋根にも太陽光パネルを

設置することになりそうです。


写真のパネルで設置枚数24枚 あと18枚設置するには、カーポートが必要かも


42枚の太陽光パネルの費用も結構掛かりそうだし、、




真南に建物配置すること自体は、敷地形状によっては難しいかもしれませんね。


しかし、検討を重ね省エネ計算をすることで『再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上』はクリアできそうなのでGX志向型住宅は実現できそうです。





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